よくあるご質問をQ&A方式で掲載します。

KCCSとはなんですか?

KCCSは京セラコミュニケーションシステム株式会社の略称です。KCCSは京セラ株式会社のグループ会社で、システムインテグレーションやセキュリティ、インフラソリューションを提供する「ICT」、通信事業者の移動体無線基地局の構築を行う「通信エンジニアリング」、メガソーラー発電所建設などを手がける「環境エンジニアリング」、京セラ独自の経営管理手法「アメーバ経営」をベースとした「経営コンサルティング」と、多岐にわたる事業を展開しています。詳細はこちらをご参照ください。

どうして天気・気象データの配信を始めたのですか?

KCCS API データ配信サービスは、太陽光発電や蓄電池、EMS(Energy Management System)などの電力関連システムをサービス展開する部署が運営主体を担っています。太陽光発電の発電予測や消費電力予測は天気・気象と関係が強く、本サービスで提供される天気・気象データは、もともとは当社のEMS事業における電力データの分析・解析で利用していました。天気・気象のデータは幅広い分野で活用できる可能性があることから、自社利用にとどまらずAPIとして外部公開することにしました。

どうして従量課金にしているのですか?どうして気象庁からデータを入手しているのですか?

前項でお伝えしたEMS事業における電力データの分析・解析に天気・気象データを利用しようと計画した際、 私たちには以下の2つのパターンの選択肢がありました。

  • ①有料の天気・気象データ配信サービスを利用しデータを入手する
  • ②無料の天気・気象データ配信サービスを利用しデータを入手する

しかし、①については、初期費用・月額料金が高額なため費用対効果が見えない状況でデータ入手の判断はできず、採用を見送りました。②については、検証を行っていますが、乾燥注意報が出ている地域で湿度が80%となっているなど信頼性に欠けるデータもあったことから採用を見送りました。

そこで3つ目のパターンとして、

  • ③一般財団法人気象業務支援センター(気象庁の関連団体。以下、気象業務支援センター)から直接天気・気象データを入手する

という案に落ち着きました。一見するとこれは最適解のように見えますが、実際は気象業務支援センター独自のフォーマット(GPV形式やXML形式など)を個別に読み解く必要があり、 結果的には予想外のデータクレンジング処理が必要となってしまいました。

当時、①と②の中間のサービスがあればもっと素早く分析・解析サービスを立ち上げることができたはずだ!という経験から、本サービスでは、

  • 従量課金で使った分だけご請求
  • 気象業務支援センターから配信される天気・気象データを加工して提供する

という形式をとっています。これにより、

  • スモールスタートで天気・気象データを利用することができる
  • ある特定地点の天気・気象データを利用することができる
  • 信頼できるデータを利用することができる

といったお客様にとってのメリットが生まれると考えています。

クレジットカード決済ではなく請求書による取引は可能ですか?

請求書でのお取引については、一定以上の月額費用および一定期間(1年以上)のご契約を前提とさせていただいます。 詳しくは個別にお問い合わせください。

欲しい天気・気象データがサービス仕様に載ってないのですがどうすればいいですか?

本サービスでは、一般財団法人気象業務支援センター(別サイトへ遷移します)から配信されている天気・気象データの一部を加工して提供しています。 気象業務支援センターが配信するデータで必要なデータが存在する場合はお問い合わせください。 (配信データ増加のためのエンハンス企画中の可能性もあります)

本サービスの使い方(チュートリアル)はありますか?

本サービスの使い方を紹介いただいている記事がありますので、こちらを参照ください

データ配信サービスの試用は可能ですか?

詳細仕様をご理解いただくためのトライアルをご用意しています。トライアルでは一部の機能※を除き全機能がご利用いただけます。
申込書はこちら
有料版をお申し込みいただければ全機能がご利用できます。

※一部機能

  • プロフェッショナル版・天気予報データ配信機能
  • 過去気象予報データダウンロード機能

天気のアイコンは配信していますか?

本サービスでは天気のアイコンを配信しておりませんが、以下のWebサイトをご案内いたします。
各Webサイトの利用規約をご確認のうえご利用ください。
※別サイトへ遷移します。

データを使用するにあたって利用制限はありますか?

本サービスを利用するにあたり、利用制限があります。
データ配信サービス仕様書の以下の項目に記載がありますのでご確認ください。

  • 「1.3.ご利用にあたって」
  • 「2.2.1.1. 気象予報データの利用に際する注意事項」
  • 「2.3.1.1. 気象庁発表天気予報の利用に際する注意事項」

プロフェッショナル版気象・天気予報データ配信機能「最大72時間先の予報データ」は、常に72時間先の予報データが配信されますか?

最大72時間とは、毎日0時の時点で0時から72時間先の、対象枠を固定します。この枠内の範囲で1日4回 更新されます。
従って、取得される時刻に依存しますが、最小48時間が対象になります。
予報データは1日4回更新されており、その更新タイミング(最新の予報がRESTで配信されるタイミング)は以下のとおりです。

[更新頻度]
6時間ごとに6時間前の予報を更新します。

  • 0時時点の予報の配信:概ね2時ごろ
  • 6時時点の予報の配信:概ね8時ごろ
  • 12時時点の予報の配信:概ね14時ごろ
  • 18時時点の予報の配信:概ね20時ごろ

気象データの実績値の取り扱いはありますか?

実績値に近しいデータを取得できるAPIは「リアルタイム地上気象観測データ配信機能」となります。ただし、ご提供するデータは観測値となり、実績値ではありません。
実績値については、気象庁の専用ページがございますのでご参考にしていただければと思います。
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/

サービス利用料はいつ請求されますか?

ご請求に関しまして、以下のようなスケジュールとなっております。

n月   :お客様の利用月とします。
n+1月  :弊社にてn月利用分の利用ポイント・請求額を確定し、n月分の利用明細メールを送信します。
n+2月  :弊社にてクレジットカード会社宛にn月利用分の請求処理を実施します。
n+2月以降:お客様のクレジットカード明細に、n月利用分の引き落としが記載されます。
     ※正確な日付はカード会社により異なるためあくまでも目安となります。