よくあるご質問をQ&A方式で掲載します。
- KCCSとはなんですか?
- どうして天気・気象データの配信を始めたのですか?
- どうして従量課金にしているのですか?どうして気象庁からデータを入手しているのですか?
- クレジットカード決済ではなく請求書による取引は可能ですか?
- 欲しいデータがサービス仕様に載ってないのですがどうすればいいですか?
- 本サービスの使い方(チュートリアル)はありますか?
- データ配信サービスの試用は可能ですか?
- 天気のアイコンは配信していますか?
- データを使用するにあたって利用制限はありますか?
- プロフェッショナル版気象・天気予報データ配信機能「最大72時間先の予報データ」は、常に72時間先の予報データが配信されますか?
- 気象データの実績値の取り扱いはありますか?
- サービス利用料はいつ請求されますか?
KCCSとはなんですか?
KCCSは京セラコミュニケーションシステム株式会社の略称です。KCCSは京セラ株式会社のグループ会社で、システムインテグレーションやセキュリティ、インフラソリューションを提供する「ICT」、通信事業者の移動体無線基地局の構築を行う「通信エンジニアリング」、メガソーラー発電所建設などを手がける「環境エンジニアリング」、京セラ独自の経営管理手法「アメーバ経営」をベースとした「経営コンサルティング」と、多岐にわたる事業を展開しています。詳細はこちらをご参照ください。
どうして天気・気象データの配信を始めたのですか?
KCCS API データ配信サービスは、太陽光発電や蓄電池、EMS(Energy Management System)などの電力関連システムをサービス展開する部署が運営主体を担っています。太陽光発電の発電予測や消費電力予測は天気・気象と関係が強く、本サービスで提供される天気・気象データは、もともとは当社のEMS事業における電力データの分析・解析で利用していました。天気・気象のデータは幅広い分野で活用できる可能性があることから、自社利用にとどまらずAPIとして外部公開することにしました。
どうして従量課金にしているのですか?どうして気象庁からデータを入手しているのですか?
前項でお伝えしたEMS事業における電力データの分析・解析に天気・気象データを利用しようと計画した際、 私たちには以下の2つのパターンの選択肢がありました。
- ①有料の天気・気象データ配信サービスを利用しデータを入手する
- ②無料の天気・気象データ配信サービスを利用しデータを入手する
しかし、①については、初期費用・月額料金が高額なため費用対効果が見えない状況でデータ入手の判断はできず、採用を見送りました。②については、検証を行っていますが、乾燥注意報が出ている地域で湿度が80%となっているなど信頼性に欠けるデータもあったことから採用を見送りました。
そこで3つ目のパターンとして、
- ③一般財団法人気象業務支援センター(気象庁の関連団体。以下、気象業務支援センター)から直接天気・気象データを入手する
という案に落ち着きました。一見するとこれは最適解のように見えますが、実際は気象業務支援センター独自のフォーマット(GPV形式やXML形式など)を個別に読み解く必要があり、 結果的には予想外のデータクレンジング処理が必要となってしまいました。
当時、①と②の中間のサービスがあればもっと素早く分析・解析サービスを立ち上げることができたはずだ!という経験から、本サービスでは、
- 従量課金で使った分だけご請求
- 気象業務支援センターから配信される天気・気象データを加工して提供する
という形式をとっています。これにより、
- スモールスタートで天気・気象データを利用することができる
- ある特定地点の天気・気象データを利用することができる
- 信頼できるデータを利用することができる
といったお客様にとってのメリットが生まれると考えています。
クレジットカード決済ではなく請求書による取引は可能ですか?
請求書でのお取引については、一定以上の月額費用および一定期間(1年以上)のご契約を前提とさせていただいます。 詳しくは個別にお問い合わせください。
欲しい天気・気象データがサービス仕様に載ってないのですがどうすればいいですか?
本サービスでは、一般財団法人気象業務支援センター(別サイトへ遷移します)から配信されている天気・気象データの一部を加工して提供しています。 気象業務支援センターが配信するデータで必要なデータが存在する場合はお問い合わせください。 (配信データ増加のためのエンハンス企画中の可能性もあります)
本サービスの使い方(チュートリアル)はありますか?
本サービスの使い方を紹介いただいている記事がありますので、こちらを参照ください
- KCCS APIサービスの天気予報データ配信機能を試してみた ※yoshiyoshifujii様の記事です(別サイトへ遷移します)。
データ配信サービスの試用は可能ですか?
詳細仕様をご理解いただくためのトライアルをご用意しています。トライアルでは一部の機能※を除き全機能がご利用いただけます。
申込書はこちら
有料版をお申し込みいただければ全機能がご利用できます。
※一部機能
- 地点指定版気象・天気予報データ配信機能
- 過去気象予報データダウンロード機能
天気のアイコンは配信していますか?
本サービスでは天気のアイコンを配信しておりませんが、以下のWebサイトをご案内いたします。
各Webサイトの利用規約をご確認のうえご利用ください。
※別サイトへ遷移します。
データを使用するにあたって利用制限はありますか?
本サービスを利用するにあたり、利用制限があります。
データ配信サービス仕様書の以下の項目に記載がありますのでご確認ください。
- 「1.3.ご利用にあたって」
- 「2.2.1.1. 気象予報データの利用に際する注意事項」
- 「2.3.1.1. 気象庁発表天気予報の利用に際する注意事項」
プロフェッショナル版気象・天気予報データ配信機能「最大72時間先の予報データ」は、常に72時間先の予報データが配信されますか?
最大72時間とは、毎日0時の時点で0時から72時間先の、対象枠を固定します。この枠内の範囲で1日4回更新されます。
従って、取得される時刻に依存しますが、最小48時間が対象になります。
予報データは1日4回更新されており、その更新タイミング(最新の予報がRESTで配信されるタイミング)は以下のとおりです。
[更新頻度]
6時間ごとに6時間前の予報を更新します。
- 0時時点の予報の配信:概ね2時ごろ
- 6時時点の予報の配信:概ね8時ごろ
- 12時時点の予報の配信:概ね14時ごろ
- 18時時点の予報の配信:概ね20時ごろ
気象データの実績値の取り扱いはありますか?
実績値に近しいデータを取得できるAPIは「リアルタイム地上気象観測データ配信機能」となります。ただし、ご提供するデータは観測値となり、実績値ではありません。
実績値については、気象庁の専用ページがございますのでご参考にしていただければと思います。
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/
サービス利用料はいつ請求されますか?
ご請求に関しまして、以下のようなスケジュールとなっております。
n月 :お客様の利用月とします。
n+1月 :弊社にてn月利用分の利用ポイント・請求額を確定し、n月分の利用明細メールを送信します。
n+2月 :弊社にてクレジットカード会社宛にn月利用分の請求処理を実施します。
n+2月以降:お客様のクレジットカード明細に、n月利用分の引き落としが記載されます。
※正確な日付はカード会社により異なるためあくまでも目安となります。